~はじめに~
はじめましての方ははじめまして。ビアンカ(TNアルテア)と申します。今回はキョダイマックスオーロンゲ軸で最終最高661位を達成することができたので、その構築を紹介していこうと思います。記事の一番下にレンタルIDあります
~コンセプト~
まず、パーティの軸としてアタッカーが警戒されにくく、技範囲も広く火力もあって受けにくい&キョダイスイマという不利対面でも裏にワンチャン残せる固有の性能を持つオーロンゲに着目しました。
これによって本来のサポート型ではめっぽう不利な対面であるナットレイやアシレーヌ、ドサイドン等に対して対面から勝てるようになり、ロンゲの壁や身代わり等を考えると無難にダイマを切りたくない相手に対する奇襲性が高くなりました。
また、本来オーロンゲを受けに来るポケモンの特徴としてオーロンゲより「遅い」あるいは「同速」のポケモンがほとんどであるため、ある程度Sに割くことで基本的に上から動くことができ、技範囲の広さから裏でも受けにくいというメリットもあります。
しかしながら、相手のリザードンやポリゴンZ、ピクシー(※)といった初手ダイマに対しては非常に弱いという弱点もあります。そこで、原始の力がないリザードンに対して後出しから勝てるチョッキヒートロトムと優秀なタイプとキングシールドによって相手のダイマターンを枯らしきることができるギルガルドを採用しました。
この二体でも厳しい相手としてホルードやウォッシュ(ヒート)ロトム、パッチラゴン、アイアント等がいるので、初手にロンゲが出せないと判断した場合に出したりロンゲで暴れた後に単体で突破力のある拘り鉢巻連撃ウーラオスと、ガルドとの相性補完に優れ上から処理・対面操作できるサザンドラと、誤魔化しクッション枠でモロバレルを採用しました。
~パーティ紹介~
オーロンゲ@命の珠【キョダイ個体】
意地っ張り
旧調整:193(180)-189(252)-86(4)-×-96(4)-89(68)
新調整:189(148)-189(252)-85-×-95-94(108)
旧調整は環境の同速のSラインがわからなかったため無振りアマガ抜き抜きにしているが、準速ドサイ意識のS100振りアシレーヌの増加によって上からムンフォを撃たれると裏のポケモンで容易くロンゲが突破されてしまうので、新調整ではさらにその上から殴れるぐらいSに割いた。(HPが10n-1なのもヨシ)
不意打ち、ソウルクラッシュともに優秀でダイマが切れた後でもある程度貢献でき、不意打ちを撃つために取っておくこともしばしばあった。しかし、不意打ちの火力を過信して負けた試合もあった()
初手のアシレやナットに対して奇襲で上からワンパンしたり、ダイフェアリーでダイマパッチをワンパンできるのも魅力的でした。
他にも
ダイフェアリー+ダイバーンでHBバレルが確定
ダイフェアリーでH振りピクシー高乱1(75%)※
キョダイスイマでリザ確1
など、ほぼ毎試合選出したしエースとしてとても貢献してくれた。
ちなみにキョダイスイマが生きたと言えるシーンは一度だけしかなかった
ヒートロトム@突撃チョッキ
控え目:155(236)-×-128(4)-163(188)-136(68)-108(12)
臆病珠リザのブラストバーン基キョダイゴクエンを三連最高乱数以外3耐え
同じくゴクエン+ロックも二連最高乱数以外耐え+有利な乱数で砂ダメも耐え
10万で無振りリザ確1
超絶過労死枠。
7世代からの流用個体だが、使い慣れていることもあって非常に使い心地がよかった。
基本的にこいつ一体でダイマリザを後出しから受けきれるため、リザ入りのパーティには必ず出すようにしていた。
リザ以外にもサイクルの潤滑油として幅広く貢献してくれたしダイマを切っても強いのでロンゲの次ぐらいには選出率が高かった。
サザンドラ@拘りスカーフ
控え目:167-113(4)-110-194(252)-110-150(252)
存在意義ほぼとんぼ返りの悲しい奴。
とんぼしか撃たなすぎたのでBかD下降にした方が強かったのかもしれない。
一応流星群でダイマパッチラゴンワンパンできたりとそこそこ強いが、アイアントを上から処理できるのがこいつしかいないので、そこはサザンガルドの強みである補完を生かしてアースを透かしつつ大文字で誤魔化していた。
フェアリータイプ後出しで簡単に止まってしまう点がどうしても辛く、個人的に使い心地はあまり良くなかった。しかし、早期にフェアリーポケモンを処理したあとのこいつは頼もしかった。
ギルガルド@防塵ゴーグル
意地っ張り:167(252)-112/211(252)-160/70-×-160/70-81(4)
タイプが優秀なのとフェアリー単タイプに対してキンシも絡めて一発殴れればいいかなレベルで採用したが、サザンに続いて使用感は微妙だった。
メインウェポンの火力がないのと、サブウェポンが軒並みしょぼいので相手のダイマを受けつつ最低限裏の圏内に入れるのがこいつの役割である。
防塵ゴーグルは本当にたまたま持ち物が思いつかず、光合成がないバレルやバタフリーメタで軽い気持ちで採用した。
そこまで悪意はないが、ドヤ顔でロンゲバタフリーを出してきた四人ほど不幸にした
連撃ウーラオス@拘り鉢巻
陽気:175-182(252)-121-×-80-163(252)
全然同速勝てないマン。
スイープ役あるいは初手の荒らしとしては十分に活躍してくれた。
格闘技持ちががこいつしかいないのもあってたまにいるカビゴンやハピナス、ラプラス等がいるパーティに対しては欠かせない存在だった。
こいつにもとんぼ返りを入れることでとんボルチェンで最大限削りつつ相手を疲弊させて裏からロンゲを通す立ち回りも強力だった。
モロバレル@黒いヘドロ
呑気:219(236)-×-134(252)-105-103(20)-31
調整等はこちらのものをパクらせていただきましたm(_ _)m
クッションとしてめちゃくちゃ強くて頼りになる存在だった。
ウーラオスにあと投げがほぼ安定する点、再生力によって複数回後投げできる点、まもる込みで相手のダイマの流し性能が優秀な点どれも強かった。
しかし、よく不一致ジェットを急所に当てられてぶっ飛ばされることも多かったので、もう少し踏ん張ってほしかった(´・ω・`)
~選出・立ち回り~
相手にアシレやナットなどのロンゲで狩れる低速ポケモンがいる場合
初手ロンゲ+バレルorガルドorヒトム+ラオスorサザン
相手の初手リザはヒトム引き安定
ラオスの通りがいいパーティの場合
初手ラオス+バレルorガルドorヒトム+ロンゲ
相手にポリZやアント、ピクなどの初手ダイマしうるポケモンがいる場合(リザを除く)
サザンガルド+(ダイマ枠)ヒトムorロンゲ
対受けループ(大体ムドー+ラッキーorハピナス+ドヒドが出される)
初手(ムドーステロが嫌なため)ヒトム+ロンゲ+ウーラオス
ヒトムで有利対面ひたすらボルチェンを押してロンゲハピナス対面作ったらほぼムドーに引いてくるのでダイフェアリー+ダイバーンで数的有利とれれば、基本そのまま押し切れる。
~あとがき~
個人的にはこのパーティはまだまだ煮え切っておらず、ジェット持ちのマリルリやアイアントなど処理が厳しいポケモンも多くて紙一重の立ち回りを強いられることが多かったので、パーティの完成度としてはイマイチなのかなと思います。
ですが、そんな中でも勝ち切ることができたのはオーロンゲの奇襲が効果的に働いたという面が一番大きい要因だったのではないかと思います。
ここまで長々とした文章を読んでいただきありがとうございました。使っていて楽しい構築になったと思うので、ランクバトルではなかなか見ることのないクセになる強さのキョダイマックスオーロンゲをぜひ一度お試しあれ。
パーティのレンタルID
0000 0007 Y0H H K6